音楽好きや音楽家を目指す方は、グランドピアノを持っているまたは、これから購入を予定されているのではないでしょうか。
美しい音色で圧倒的な存在感のあるグランドピアノを引き立てる、そんな空間を作ってみませんか。
\このブログを見てわかること/
・グランドピアノを置く間取りの実例
・グランドピアノを置くための準備の実例

住友林業の家は2023年5月に完成
夫婦と子供3人で生活しています。
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【実例】グランドピアノの配置:階段を上がってすぐのワークスペース


グランドピアノはどこに配置したかというと、2階の階段を上がってすぐの場所のワークスペースに設置しました。
グランドピアノを演奏する際には集中して演奏できるスペースが確保でき、家族の動線も邪魔しない形になっています。
このワークスペースは自然光が入る明るい場所なので、昼間の演奏が気持ちよくできます。

アップライトピアノもこのようなワークスペースに設置し、
残りのスペースは子供の遊び場にしてもいいよね
2階にグランドピアノを配置した3つの理由

子供がピアノを習っており、練習を見てあげるには多く活動する1階に設置がいいと考えていました。
次の3つの理由からこの考えをやめることにしました。
理由①リビングが狭くなる:家族全員がくつろげる空間を確保
ピアノは大きな存在感を持ち、1階リビングに置くとかなりのスペースを取ってしまいます。
リビングを家族全員が快適に過ごせる広い空間として活用したかったので、ピアノは2階に移すことを決めました。
その結果、リビングにはゆったりとしたソファやダイニングテーブルを配置でき、家族や友人とゆっくり過ごせる空間を確保することができました。
理由②音の反響が大きい:リビングにグランドピアノを置くと音が反響しすぎる

グランドピアノは、非常に力強い音が出ます。
1階のリビングに置いてしまうと、広い空間で音が反響してしまい、家族やゲストが会話を楽しむ際に音が大きく影響がある可能性がありました。
また、近隣への音の配慮も考えると、ピアノの音が家全体に広がらないようにすることが大切です。
そのため、音が抑えられるように2階に置くことを決めました。
また、写真のようにロールスクリーンを設置し、音の反響を防ぎました。
このロールスクリーンは、ワークスペースのエアコンの効率をよくすることにも効果があります。
ロールスクリーンはとても便利で部屋のあらゆるところに設置しています。
詳しくはこちらのブログを参照ください。
理由③湿気が多くなる:キッチンの近くは多湿でグランドピアノにとって悪環境
1階にリビングがある方はキッチンも一緒にあるのがほどんどではないでしょうか。
キッチンが近くにあるとどうしても湿気が発生しがちです。
ピアノは湿気に非常に敏感な楽器で、長時間湿気にさらされると内部の木材や弦が傷む可能性があります。
そのため、リビングとキッチンが一体となっている間取りでは、グランドピアノを守るためにもキッチンから遠ざける必要がありました。
2階なら、湿気のリスクも少なく、安心してグランドピアノを演奏できます。
【実例】ピアノを2階に設置するための準備
グランドピアノの移動は大掛かりで、クレーンを使用した引越しとなりました。
準備した内容をご紹介します。
・グランドピアノを置く場所の床を補強する
・搬入場所を決める(実例:窓から搬入)
・床の傷防止用の緩衝材アイテムの購入
・ピアノ引っ越し業者を決める
準備①グランドピアノを置く場所の床を補強

2階にグランドピアノを設置したため、床の補強が必要となりました。
赤枠部分が床補強したところです。
準備②搬入場所を決める(実例:窓から搬入)

窓からの搬入を決め、クレーンで持ち上げ、2階へ搬入してもらうことにしたため、窓サイズをグランドピアノが入る大きさに設計してもらいました。
グランドピアノはYAMAHAのG3です。
サイズは高さ:101cm(蓋閉時) ×間口:148cm × 奥行:183cm
分解はできますが、足をとるぐらいだったため、間口と奥行きはそのままです。
窓の大きさは、横207cm ×高さ137cmで、窓は全て取り外して搬入しました。
準備③床の傷防止用の緩衝材アイテムの購入
床が傷つかないように、インシュレータを購入しました。
このインシュレータはプラスチック素材なので、インシュレータの裏面に貼るフロアガードを購入しました。
マットを敷くが迷いましたが、床面を覆うことなくこれにして正解でした。
準備④ピアノ引っ越し業者を決める
移動距離や段差など色々な要因で値段が決まるため、まずは見積もりしました。
クレーンと階段からの搬入では値段も異なります。
まずは簡単見積もりでおおまかな値段を算出してみましょう。
グランドピアノ おすすめ収納アイテム
楽譜がたくさんあるけど整理整頓ができていないのは、存在感あるピアノがもったいないことになってしまいます。
ピアノ周りをすっきり保つための収納アイテムをご紹介します。
ピアノ下の楽譜収納:近くに置けてすぐに取り出せるワゴン
ゲストが来る時や掃除の時にワゴンで移動も楽々の便利収納です。
ピアノ下を有効に使用できるタイプです。
ピアノ椅子の中に楽譜収納
座面に収納できる人気商品です。
深さ4センチの収納があります。
ちょこっと収納に便利です。
ピアノには必須アイテム(メトロノーム、クリーナー)
メトロノームはピアノを始めた時から使用し、リズム感をつけることが大事です。
曲にはそれぞれテンポがあり、正確なテンポで弾くことが求められます。
「メトロノームはピアノを習い始めは必要ない」ではなく、習った時から必要なものです。
ピアノを長く維持するにはメンテナンスも必要です。
調律はもちろんですが、日々のお手入れも実施しましょう。
それには専用クリーナーがおすすめです。
グランドピアノ配置のまとめ
我が家のグランドピアノの配置は、2階のワークスペースに決めました。
リビングをやめ、2階決めた理由は3つあります
・リビングの有効活用できない:
2階にしてリビングで家族全員がくつろげる空間を確保
・音の問題:リビングにグランドピアノを置くと音が反響しすぎる
・湿気対策:リビング続きにあるキッチンの近くはグランドピアノにとって危険
グランドピアノだけではなく、アップライトピアノにおいてもワークスペースにおき、空いたスペースは子供の遊ぶ場所にできます。
ぜひこの間取りを参考にしてみてください。
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